日々のこと                           小谷田 潤: なおすよ。

2.19.2012

なおすよ。

ここのところ、おかげさまで
器を修理するはなしが浸透してきて、
個展の際には、必ず3件ぐらい、
直接持って来てもらえるようになった。
そのときに「これじゃないと駄目なんです」とか、
「毎日使っています」と声をかけてもらうのだが、
これがなんともうれしい。

自分の器が誰かの生活に染み付いていることが、ぼくの仕事の勲章である。

修理は、 仕事をおえた夜ひっそりとやっている。
再び使われる日々を想いながら、
ゆっくりじっくりと。

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