日々のこと                           小谷田 潤: 夢見るような

5.06.2015

夢見るような

昨日は個展中のイベントで、
石田千さんと対談をさせていただきました。
お越しくださったみなさま、
どうもありがとうございました。

この半年、石田さんの本ばっかりを読んで
暮らしていたので、思いがつもりにつもり、
話の時間配分がうまくいかなかったり、
いろいろと不十分な点もあったと思います。

でも、最後に
石田さんがぼくの作品(涙壺)に向けて
書いてきてくれた一編の文章を
朗読してくださったおかげで、
穏やかな余韻をもって終えることができました。

『壺のなか』 というその文章の最後は、
 「壺は、なんにもいらない。 招くこともない。
ころがされ、されるがまま、かたくなに、真夏の息をかくしている。」
 と結ばれていました。

石田さんの再新刊の「唄めぐり」も民謡がきっと好きになるとても良い本です。
ぜひ。

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